「伝えたい日本のこころ」, まみのえ日記

「青葉の楓」の教え

五月二十四日 日曜日の朝です。
いよいよ東京も、明日には自粛解除となるかどうかのこの日、ちょっと書き留めます。
新時代を担う女性リーダー・水谷衣里さんに、
「みんなでソロさんぽ」というコミュニティにお誘いいただきました。
昨夜が初zoomミーティング、「お散歩の増えたこの機会に、地元世田谷をもっと知ろう楽しもう、街づくりに参加しよう」という楽しみなオンライン企画です。

それならばと、お昼休みのお散歩を延長し、九品仏浄真寺まで足を伸ばしたときのこと。
仁王門の脇にある奥沢城趾、いつも手を合わせる場所ですが、傍らに不思議な楓の木を発見!
写真のように、葉が幾葉かだけ、紅葉しているのです。はっ!これは、逆「青葉の楓」!


先月、ドイツから送られてきた拙著「伝えたい日本のこころ」

ドイツ語版の裏表紙絵では、紅葉の中に青葉の楓があった、というこれとは逆光景の伝説を描いたのですが、
不思議な現象を前に立ち尽くし、何のお告げかと思案することしばらく。
するとその晩、萩の松陰神社(世田谷にも松陰神社があります)の樋口尚樹先生から、
松陰先生のあるおことばが届いたのです。

「良図」(りょうと)
(長期にわたり続く良い計画や未来像を考えないで目の前の手近な効果が上がるものに飛びつく、
その害はことばでは表すことができないほどのもので、到底たえられない 講孟余話より )
この赤い葉は、
今ならまだまにあいます、未来のために、今こそ変えていかなければならないのですよ、という警告のお印なのかもしれません。


また、ドイツからは、
「宇宙の法則を無視した現代人は、今こそ考えの浅い生活を正さなければならない」
という熱いメッセージのYouTube動画を、
ドイツ語版絵本をつくってくださったトリアー日独協会会長のアウバート氏のご友人・クラメス教授が送ってくださいました。
 
青葉の楓のおしえーー
今が、「永久の良図」を真剣にはからなければならないとき
このメッセージを重く受け止め、
新時代にむけてのこれからの、“本当の意味の自粛”ということを、心静かに考える朝です。
 
九品仏浄真寺は隠れた楓の名所、青楓の季節も素晴らしいのでお近くの方は是非お出かけください。
九品仏駅が最寄りですが、自由が丘駅からも奥沢駅からも歩けます。

伝えたい日本のこころ 称名寺「青葉の楓」のおはなしもどうぞご覧ください。
 
 

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