「伝えたい日本のこころ」, まみのえ日記

「太田道灌と少女の歌」追想

七月二十六日 日曜日です。
晴れたかと思っていたら、

また雨が降ってきました。この雲ゆきでは、雷雨になるかもしれませんね。
東京の梅雨明けはまだまだのようですから、今日は、雨に因んだお話を。





















この「太田道灌と山吹の少女」と、
「鉢の木」「雁の群れに伏兵を知る」「つるべの朝顔」「あかぎれの薬」などが、高校時代、手作り絵本を作ったころの中核にあった物語でした。
昔から、いろいろな絵本、作っていました。そのときのタイトルは「伝えたい大和心の話」、
日本史の授業でH先生が板書された「大和心」ということばにびびっときてしまった高校時代でした。
この山吹の少女のイメージは、のちに大学を優等で卒業した、幼いときから聡明で思慮深いひろ子ちゃんと重なりました。
小中高大と学舎で一緒だった、今は天国に召された幼なじみの、高二のときのお誕生日に捧げた絵本でした。


先日、ドイツ語版絵本の書評を書いてくださったオーストリアの批評家の方もこのお話に興味を持ってくださったようです。
こうした日本のお話を絵と一緒に紹介する書籍は大変珍しいとのこと、6月に独日協会トリアーから発行された絵本、なんとすでに三刷りだそうです。
紹介記事
https://japaninfo.at/news/buch_1130-legenden-und-anekdoten
※翻訳ツールはこちら
http://www.deepl.com/Translator


「伝えたい日本のこころ」は、
こうした古典的な日本のちょっと良いお話、昔の教育を受けた日本人なら誰もが知っていた逸話を、
昔からある浮世絵や木版画の挿絵ではなく、
若い方たちにも敬遠されずに親しんでいただける、コミックイラストやアニメよりの画風で紹介しようとして企画したシリーズです。
絵具だけは古い時代からある日本の絵具、岩絵具にこだわりました。
すべて公益財団法人日本武道館発行月刊『武道』表紙絵と巻末の物語の連載です。
今年で13年目になりますが、まだまだ画題は尽きません。全国の図書館の雑誌コーナーでご覧いただけます。


今朝(7/26)のサンデーモーニングのコメンテーターの方が、ワクチン開発研究の関係で、最後におっしゃっていたこと。
哲学、文学、歴史、といった、直接は何かの役に立たない(?!)学問や基礎研究、
これからの時代、そうした勉強を、また大切にしていかねばならない、といったようなこと。

ひろ子ちゃんや私たちが、かつてそうできたように、
それぞれが大切に思うこと、不思議に思うこと、好きなこと、世の中のために必要だと思うことを追求できる、
まずは心豊かな有意義な学生時代をこれからの若い方々にも、とwithコロナの今、こころから願ってやみません。

また晴れてきました。
お散歩に出かけましょう。

伝えたい日本のこころ「太田道灌と少女の歌」のおはなしもどうぞご覧ください。

一話一絵「伝えたい日本のこころ」&まみのえ日記

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