中村麻美 個展
- R E P O R T −

『 花 伝 展 』 
〜和可菜の花12ヶ月〜ほか

お忙しい中、お越し下さった皆様、
本当にありがとうございました。



10月16日(火)〜21日(日)
銀座 清月堂画廊にて

協賛:I-media研究会/キュービック/高城書房

掲載協賛:あすなろ書房/光人社出版制作部/講談社辞典局/加来耕三事務所/Global Oriental/スタジオエッジ/「月刊アミューズメントジャパン」(アミューズメントプレスジャパン)/「育英ニュース」(電通育英会)/「電報通」(電通)/東京・大阪・福岡コミュニケーションアート専門学校/「とみん経営ビジネス21」(とみん経営研究所)/「月刊武道」(日本武道館)

 

和可菜の畳の座敷が好きで 青年の頃からそこで書いている。
元来なまけ者なので、家では書けない。
神楽坂の石畳の狭路を歩いて、和可菜の玄関の格子戸を開けると物書きになった気がする。玄関には、いつも水がうってある。赤い実をつけた万両の鉢がある。黒猫のめめが覗いている。白い仔犬の りぼん がいつもカン高く吠えて出迎える。
私は沓脱ぎ石で靴を脱いで 壁に架かっている絵を一瞥する。
不思議な絵である。油絵なのか日本画なのか よく分からないが、その絵には力と光と含蓄のようなものがあり、いつも瞬時、私をそこにとどめる。
それから二階の座敷に上り、凡人は作家に変貌して火燵の前に座って万年筆を握る。

〜二〇〇二年 大河ドラマ「利休とまつ」作者:竹山 洋〜

 

■個展の様子を見る

 

中村麻美オフィシャルアトリエ
新宿区神楽坂4-7 和可菜
Tel/Fax 03-3992-2029


個展の際に作って下さった『香水』と、制作して下さった
「Miya SOKO College」の方々のご紹介


石塚恵美子さん

『響』 テーマは「二面性」。光と陰。華やぎと落ち着き。全てが響きあいひとつとなる。その魅力と神秘性。
<香りのタイプ>アロマティック・フローラル
トップノート:ハーバルノートで個性的に。
ミドルノート:艶のあるフローラルのコントラストで神秘性を。
ラストノート:パウダリック感を加え最後まであきさせない魅力。


山下有華さん

『白秋の紫式部』 豊かな知性の紫式部と、かわいらしく実ったムラサキキキブを重ね理想の美しい女性をイメージ。
<香りのタイプ>みずみずしいグリーンフローラル
トップノート:優しい淡い紫の光をバイオレット、イリスで表現。
ミドルノート:みずみずしいグリーン・フローラル
ラストノート:甘く優しいパウダリック・フローラル


原田知子さん

『秋空の下で』 秋空の下、太陽と風と戯れるさわやかな秋草をイメージ。
<香りのタイプ>グリーンウッディ・フローラル
トップノート:ヒヤシンスグリーンで澄み渡った高い空と風
ミドルノート:太陽はミモザ、ローズノートとバイオレット、イリスで紫の秋草
ラストノート:エンディングは白檀で白秋

-Miya SOKO College-
香りの楽校 ミヤ・フレグランス・スクール/人材の楽校 ミヤ・セルフクリエイト・スクール
東京都渋谷区神宮前5-8-1 ヴァンテヴェール2F
Tel/03-3797-3311 3497-3313
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