長岡まちなかミュージアム展では、徹底的に充実した展示、バラエティ豊かな盛り沢山のイベント、そして長岡市から新潟市へと巡回する大規模な展覧会を開催していただきました。NHK大河ドラマとなった火坂雅志先生の「天地人」全460回、野村胡堂文学賞受賞の秋山香乃先生の「河井継之助 龍が哭く」全297回と二度にわたり、新潟日報掲載新聞小説挿画を描かせていただいたご縁です。
長岡市では、アオーレ、カーネーションプラザ、河井継之助記念館と作品をご覧いただきながら、スタンプラリーで三つの会場を回遊していただき、街じゅうを活性化、その後、与板歴史民俗資料館、新潟市新潟日報メディアシップと巡回。まったく望外の、アメイジングな展覧会、これを実行した方々の長岡魂は半端ではありません。
「アオーレであおーれ、未来にあおーれ」、本当にそこには、未来へと連綿と続く人々の熱い思い、固い絆、大いなる志が感じられました。それは、天地人の「愛のこころ(仁愛)」、「義のこころ(第一義)」、「雪国のこころ(忍耐)」、そして、継之助の「天よ!我を試せ!のこころ」そのものです。「天地人」後にスタートしたライフワーク「伝えたい日本のこころ」シリーズとともに、私を育ててくれた越後を訪れることができ、まことに感慨深くありがたい展覧会でした。みなさま、ありがとうございました。