麻美の絵新潟県立図書館のホームページにエッセイを寄稿

新潟県立図書館のホームページにエッセイを寄稿しました。図書館におおさめした新作の「直江兼続」について書かせていただきました。七月、講演会もさせていただきます。

エッセイはこちら
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/book-column/essay/26.html

麻美の絵天地人おかえり挿画展御礼(NHK津放送局ギャラリーにて)

津展にお運び下さったみなさま、そして、応援してくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
七年にわたる天地人の旅のおわりに、ふるさとで挿画展を開いていただけたこと、ずっと遠ざかっていた 懐かしい人々にも喜んでいただき、楽しんでいただけたこと、幸せでした。そして、展覧会実現のために 惜しみなく力をつくしてくれた同級生・おかえり文化実行委員会、えんの仲間たちとのあたたかい再会、 数々の新しい出会い、ふるさと津市との再会など、またかけがえのない経験をさせていただきました。 感謝してやみません。

みなさまへのご挨拶はこちら

麻美の絵天地人おかえり挿画展御礼(NHK津放送局ギャラリーにて)

今年の仕事おさめは4月からのNHK土曜時代劇「まっつぐ」の劇中画です。
ひさしぶりに描く古典的な墨彩画、スケジュールがタイトで、なかなかうまく描ききれませんでしたが、またよい刺激になりました。先日、ドラマのロケの下見におともして、小田原城や荒崎海岸を取材してきました。すがすがしく、楽しい冬の一日でした。ランチにいただいたあじのたたき定食も美味しかったです。

麻美の絵来年も月刊「武道」の表紙を描かせていただきます。タイトルが少し変わりました。

「伝えたいもののふの心」、一月号は新田義貞・太刀を竜神に捧ぐです。
また、月刊「アミューズメントプレスジャパン」で、あたらしく連載もはじまりました。 
「トップをささえた補佐役列伝」第一回は片倉小十郎、第二回は直江兼続です。心の琴線が尊い力でかきならされたかのような、数々の得がたい経験をいかし、これからもさらなる新境地を開いていこうと、心静かに真新しい意欲を燃やしています。
   

麻美の絵10月20日25日まで三重県津市NHKギャラリー展

七年間で14回開かれた「天地人」挿画展の最後は、ふるさとで開催していただくことになりました。
小中高の友人たちが実行委員会を組織し、それぞれお忙しいなか、時間を捻出し、
知恵をしぼってネットワークを駆使して、驚くべき チームワークで頼もしく準備に奔走して下さっています。
ときを越えて結ばれるご縁に、彼らの凛々たる志とふるさとならではのあたたかい友情に敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。ふるさとでの再会、出会いが楽しみです。

麻美の絵新聞小説「天地人」挿画集発刊のお知らせ

新潟日報・山形新聞など全国13紙で掲載された「天地人」(火坂雅志氏作 全460回)の挿画集を制作いたしました。信濃毎日新聞以外は白黒掲載でしたが、原画のカラー挿画460枚のなかから、雪の雲洞庵、馬上謙信公、御館の乱、京屋敷のおせんさま、直江状、天下ではないもうひとつの道、など心に残る30枚を選びました。
印刷の技法はオフセットではなく、和紙に染め摺りという特殊なもので、おくゆかしく美しい発色です。古風な折本仕上げ、やはり版木で刷られた貴重な江戸唐紙をはりこんだ特製スリーブ、桐箱入り。古い時代の画帳や紙芝居のように「天地人」の世界をふりかえっていただけるこだわりの画集です。

天地人挿画集<挿画集詳細>

サイズ:幅21,2cm×縦15,5cm×幅1cm
桐箱 江戸唐紙スリーブ入り
内容:挿画 30枚 和紙に染め摺り
装丁:折れ本式 紅色と紺色の二種からお選びいただけます。
定価:2万円(限定100部)税送料込み

挿画集「はじめに」より

あるとき、兼続に向かって、お船がこう語りました。
「この世はひとりの力で成り立っているものではないのです。大勢の人間の力が積み重なって、はじめて物事は動くもの。南山に鼓打てば、北山に舞うと、禅語にも言うではありませぬか」

新聞小説「天地人」(火坂雅志作)のなかで、魚野川をくだる川船に乗って、坂戸から与板まで兼続がお船を送っていく、美しい雪景色の場面での台詞です。普段、ほとんど誰にもお会いすることなく、画室でひとり絵を描いている私が、この「天地人」の挿画の仕事を通して、もっとも深く肌身に感じて学んだことは、まさにこういうことでした。小説のなかで火坂先生が魂をこめるようにして描いていらした、愛のこころ、義のこころ――、それらは勝っても負けても人は決してひとりではない、みな同じくおおいなるものの懐に属し、目にみえない世界で互いにささえあっているのだということの換言ではないかと思うのです。

中村麻美

麻美の絵講演のお知らせ

9月6日新潟県立図書館ホールで講演します。
「挿画でふりかえる天地人の世界」、挿画展も1日から16日まで開催です。
地元「天地人」ファンのみなさまとの交流からはきっとたくさんのエネルギーをいただくことでしょう。

麻美の絵新潟市にて講演のご報告

8月26日 新潟市サトウ食品さまの会合で、講演をさせていただきました。
お米文化をになっていらっしゃる新潟の人々は、気持ちの温かい方ばかりで、和やかにすがすがしくお話しできました。

ほくほく線

麻美の絵北越急行 ほくほく線車両に天地人

北越急行 ほくほく線車両に作品をお使いいただくことになりました。
ほくほく線運行は八月上旬から十二月いっぱいとのことです。
天地人のふるさとを走る電車に絵を使っていただけるとは、喜びが重なる、「天地人の夏」です。

麻美の絵新潟県立図書館にて挿画展&講演会

9月1日〜16日 新潟県立図書館で挿画展を開催していただきます。
それにあわせて、9月6日、 「挿画でふりかえる天地人の世界」というテーマで講演会をさせていただきます。
詳しくは、新潟県立図書館ホームページでご覧ください。

麻美の絵表参道 新潟館ネスパスで挿画展

来る7月22日〜27日東京表参道 新潟館ネスパスで挿画展です。
天地人ゆかりの地の物産展の会期にあわせ、4月につづき東京では二回目の展覧会になります。
詳しくはネスパス03−5771−7711までお問い合わせください。

麻美の絵新作「天地人丸紋絵巻」 をお披露目

6月19日 長岡市与板町「兼続お船ミュージアム」にて、新作「天地人丸紋絵巻」 をお披露目。
森民夫長岡市長とともに除幕ののち、お客様に作品解説させていただきました。 天地人の思い出のひとつにしていただけたら本望です。

同日、与板にて講演会「挿画でふりかえる天地人の世界」(北越銀行与板支店さま)など、 お船さまのふるさと与板で交流をふかめてまいりました。翌日は越後長岡・牧野藩牧野様主催の藩校サミットに出席。いつもすれちがってばかりであった米沢藩・上杉のお殿様にもお目通りかない、幸福でした。

天地人 天地人 挿画展

麻美ロゴ「天地人」挿画展のお知らせA

2009年NHK大河ドラマ「天地人」 原作、火坂雅志氏の新聞小説 「天地人」の挿画(新潟日報、山形新聞など 全国13紙掲載)460点のうち、約200点を展示するほか、新作 「天地人丸紋絵巻」、挿画集を発表いたします。ご来場おまちしております。

会期:009年4月21日(火)〜26日(日)

時間:AM11:00〜PM7:00(最終日はPM5:00まで)
場所:銀座清月堂画廊
東京都中央区銀座5-9-15 清月堂ビル2F  TEL:03-3571-2707

麻美の絵禅寺・雲洞庵の中の様子に「兼続景勝 勉学の図」が映っています

MP4でごらんになれます。 No.1  No.2

「天地人」ラッピングバス

循環バス「くるりん」が 登場した日の映像です。ぜひ ご覧下さい。

 

二月〜「天地人」挿画集制作中です。

私家版の美しい画集を制作しています。挿入画は30点ほどですが、挿画の流れで作品世界を再読してみると
別な楽しさがあるという愛読者の方々のあたたかいお声から、制作に踏み切りました。
摺りはキュービック、製本は美篶堂さんで、東京松屋さんの唐紙をスリーブに使う予定です。
ご興味のある方はメールでお問い合わせください。

日比谷で講演をさせていただきました。

二月九日 日比谷の日本プレスセンターで「挿画で振り返る『天地人』」 という講演をさせていただきました。
新潟日報社さん主催の新潟を応援する人々の会「トキの会」という集まりで、各界の著名な方々、
立派な方々の前でお話しさせていただき、冷や汗ものでした。またひとつよい経験になりました。
新潟応援団を自負していらっしゃる日本美術院同人 の大矢紀先生がおやさしいまなざしで
「ぜひ挿画展を開きなさい」といってくださったのが、何より大変うれしかったです。

禅寺・雲洞庵に「兼続景勝 勉学の図」をおおさめしました。

2008年12月末、大河ドラマでも舞台として登場した禅寺・雲洞庵に「兼続景勝 勉学の図」(岩絵の具による本画/サイズ1620×1300)をおおさめしました。

ドラマの初回「五歳の家臣」と同じく兼続五歳、景勝十歳が名高い禅師・北高全祝に薫陶を受けている場面です。
座した人物三人がならび教え学ぶという静止した図案で寸法の大きい作品なので、魅力のあるものにするためには苦労がいるだろうと思われましたが、ほかのことはどうあれ、何より子どもたちがかわいく凛々しく描けたのでほっとしています。
おそらく、情け深い仏様がお力を貸してくださったのでしょう。
昨年12月22日、新潟にむけて我が家から搬出される日には、ドラマに先んじて「おまえたちは二度と東京にもどってくることはないのです。これからは南魚沼の方々にかわいがっていただくのですよ」と涙ながらにトラックを見送りました。
それから毎日、多くの方々に楽しんでいただけたら、愛していただけたらと祈っています。連載当時のことであるとか、本当にいろいろな思いを込めて描きました。
現在の御前様・新井勝龍禅師は雲洞庵にまたひとつ宝物が増えたとおよろこびくださいましたが、わたくしにとっては、この経験自体も宝です。ほんとうに幸運なことだと思います。
ご縁に感謝しながら、天を仰ぎみ、ありがとうございますと念じてみたり、じっと手をみて、もっともっとがんばらなければと思ったりしています。

「天地人」挿画展のお知らせ@

2009年3月18日より 新潟市の百貨店新潟大和「天地人絵巻展」を開催していただきます。
各地の新聞掲載時の挿画をはじめ、新作「天地人絵巻」(本画)など、を展示していただきます。

「直江兼続カレンダー」が出来ました!

「天地人」縁の六都市(南魚沼市、上越市、長岡市、新潟市、 会津若松市、米沢市)共同で
「直江兼続カレンダー」が制作されました。それぞれの土地に関係した挿画をお使いいただいています。
用紙は以前、火坂先生とごいっしょに講演のお仕事をいた だいた北越製紙さんのもので最高の品質です。
各都市一ページ ずつのレイアウトには米沢の青葉堂印刷さんの担当者の方が大変 お骨折りになり、
中身がみっちり充実した必見の構成です。
ご興味のある方は、各自治体にお問い合わせくださると、おもとめ いただけます。一部1000円だそうです。

切手シートが出来ました!

こちらは以前からご提案していた切手シート。 またひとつ、夢がかないました。
直江兼続の居城・与板城のあった長岡市与板町の写真

切手もあり、レアな感じです。

ご興味のある方は、長岡市に お問い合わせください。

新潟・長岡市の市内循環バスに絵をお使いいただきました。

 

新潟・長岡市の市内循環バス「くるりん」に
兼続とおせんの絵をお使いいただきました。 望外のよろこびです。

 

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