中村麻美(なかむら・まみ)
English (Mami Nakamura)
about “The Japanese mind we wish to share”
画家・挿画家。
専門は偉人の逸話。歴史上の人物、古典や伝説の名場面。
三重県津市生まれ。三重県立津西高校、津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。大学在学中、深層心理学をメソッドに日本人の精神性を研究、また日本画塾で(田中峰雪氏に師事)作画の基礎を学ぶ。
英語個人教授業、NHKBSニュースキャスター、絵本翻訳業を経て日本の心を伝えるメディアとして絵画を志す。書籍、雑誌、新聞、テレビ番組等で歴史物、武人画、創業者等の挿画を手がけ、
近年は歴史上の人物の本画作品制作にも新境地を開く。
代表作(公財)日本武道館発行月刊『武道』表紙絵「伝えたい日本のこころ」シリーズ(企画ならびに絵と文2008〜)では、語り継がれるべき日本人のよい行い、精神伝統を伝える物語を描き続ける。
作品を通して、日本人の心の深層に宿る、誰もが共感できる善なる心のようなものをよびさます仕事、特に若い世代への語りかけに注力し、全国各地で個展、挿画展ならびに講演活動を行っている。
1986年度ミス日本グランプリ/三重県明和町斎宮跡観光大使/
海の日ポスターコンクール審査員/ミス日本コンテスト審査員/ミス日本コンテスト勉強会講師/学校法人慈慶学園グループ特別講師/東京都在住
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中村麻美 画歴
幼少期より油画を習うも、祖母の趣味の日本画・俳画に興味を抱く。
美大進学は周囲の反対に納得して断念。一方、高校2年ときに日本史の授業で習った’やまとごころ’ということばに深く興味を抱き、故郷の国学者本居宣長などかじる。
津田塾大学時代、英語、社会心理学を専攻しながら、日本画塾に通い始める。
そのころ、安田靱彦、前田青邨、小林古径らの日本画(歴史画)に魅了され、また一方で河合隼雄氏の「昔話と日本人のこころ」「母性社会日本の病理」などに影響を受け、以降、日本人の精神性を追求するようになり、現在にいたる。